Q 福本園のふかむし茶は、水色がとても濃い緑色ですが、なんか混ぜてあるのですか? |
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A 純粋なお茶100%で、何も混ぜておりません。製法的に、福本園のふかむし茶は、普通のお茶より豊富な蒸気で長い時間蒸して作られていますので、水色がとても綺麗で濃い緑色になるのです。 |
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Q 私はお茶の入れ方が下手です。どのようにしたらおいしく入れられますか? |
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A お茶をおいしく入れるには、まず第一に良いお水を使いましょう。浄水器を通してカルキを取り除いた水を使うのが一番良いのですが、水道水をそのまま使うときには、大きな鍋などに水を汲んでおき一晩置いておくのが良いでしょう。直ぐに使う場合は、5分以上沸騰させれば、カルキ等の臭気がとれます。あとはお茶を入れる際にポットなどから直接急須にお湯を入れずに、湯冷まししてから急須に入れるように心がけましょう。 |
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Q 紅茶やウーロン茶と緑茶は同じ木からつくられるのですか? |
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A 赤い色の紅茶、茶色のウーロン茶とみどり色の緑茶が同じ原料から作られるなんて、なんだか信じられないようなことですが、どれもみんなお茶の木から作られます。それぞれの味わいや色の違いは、製法によってこんなにも違ってくるのです。ただし、お茶の木にもいろいろな品種があり、緑茶にむくもの、紅茶にむくもの、あるいは中国茶にむくもの、とそれぞれを選んで栽培しています。 |
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Q ふかむし茶は、すこし粉っぽいと思うのですが、これは粉茶が混ざっているのでしょうか? |
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A 「ふかむし茶」とは、まろやかで甘みの多いおいしいお茶にするために、普通のお茶よりも豊富な蒸気を用いて、長い時間よく蒸すので、茶葉がこわれやすく粉っぽくなってしまうのです。けして粉茶を混ぜているのではなく、この粉のようになった部分が若芽の一番おいしいところで、他のお茶では絶対に味わうことのできないコクがあります。見た目より「味本位」のお茶なのです。 |
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Q 緑茶は癌やエイズを予防するという話は本当ですか? |
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A 米国のアラン・コニー博士が「発癌物質と緑茶を一緒に飲ませると、飲まなかったグループに比べ、癌発生率が50%以下になる」という実験結果を発表し、大きな話題になったことは記憶に新しいところです。日本茶の中のカテキンという物質が主役ではないかと見られていますが、実際、お茶の生産地である静岡県の安部川、大井川、天竜川流域では胃癌の死亡率が全国平均の半分以下という結果もでています。エイズについても、国際茶研究シンポジウムで、カテキンがエイズ増殖を抑制する効果があると発表されました。これからさらに研究が進めば、治療薬としての可能性も考えられそうです。 |
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Q お茶は便秘によいと聞きますが本当ですか? |
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A お茶には、腸を弛緩させる働きがあるので、神経性や緊張性のストレスによる便秘には効果があります。旅行に行くとダメだという人や試験の前には調子が悪くなるような人は、落ち着いて一服すれば、おだやかに効果があらわれるでしょう。 |
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Q レモンやほうれん草とお茶では、どちらが多くのビタミンCを含んでいますか? |
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A ビタミンCの王様といえば誰もがレモンやみかん、ほうれん草を思い浮かべるでしょう。ところがなんと、緑茶には、レモンの五倍強、ほうれん草の三倍弱という多くのビタミンCが含まれています。しかも、緑茶のビタミンCは、熱に壊れにくいうえ、製茶の蒸しの工程で、蒸気によってビタミンCを破壊する酸化酵素を殺してしまうので葉の状態でも安定して保存に強いのが特徴です。 |
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