「くまもと茶」
「深むし茶」の説明






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『平成23年度 茶品評会 農林水産大臣賞受賞!』
『平成24・26年度 茶生産流通協議会共進会(流通茶品評会)
金賞(最高位特等)受賞!』


『深むし茶』とは、お茶を甘味のあるおいしい味にする為に、普通のお茶を作る時よりも豊富な蒸気を用いて、特別に時間をかけて、よく蒸したもので、「渋み・苦味」をおさえて、まろやかでこくのある、のどごしの良い美味しいお茶に仕上げられております。
福本園の『深むし茶』は、他店の『深むし茶』とは全く異なった『超特むし茶』であり、濃厚な味わいと、とろみのある美味しさが特徴で、お茶は見るものではなく飲むものであるというこだわりの基に、見た目より味本位に徹しています。

皆様は、「お茶は、何処のお茶も、あまり変わりない。味は何処でも一緒 !!」と思われていませんか?
それは、間違いで、お茶は、本当に奥が深く、原料の茶の葉、そして、製造方法により、全く別の飲み物、全く違った味わいになるのです。
是非一度、超特むし製法でこだわりのお茶”福本園の深むし茶”を、ご賞味頂いて、その違いを体感して頂きたいと思います。

福本園の『ふかむし茶』は、甘味のある濃厚な味わいにする為に、一番茶の新芽の、若くて柔らかい部分だけを使って作られております。
一年に一回しか収穫出来ない一番茶の、柔らかい部分しか使わないという『超贅沢な作り』なのです。

お茶の芽は、大きくなるにしたがって、繊維が入り硬くなり、旨味の成分であるアミノ酸がどんどん減少し、渋みの成分であるタンニンが増え、深蒸し茶に適さない低品質な原料(お茶の葉)になっていきます。
また、福本園では、美味しい深蒸し茶を作る為に、二番茶までしか収穫を行わず、三番茶以降のお茶は摘まずに、ゆったりとやさしく育てています。
福本園の『ふかむし茶』は、その独特の製法とともに原料である「お茶の芽」にもこだわりを持って作られているのです。

福本園の『ふかむし茶』のもう一つの”こだわり”は、上質の一番茶の”かぶせ茶”のやわらかい茶葉だけを原料として作られているところです。
※ 甘味・旨みの素、テアニン(アミノ酸)、クロロフィル(葉緑素)をたっぷり含んだ緑の濃いお茶の芽を収穫する為に、摘み取る直前の1週間ぐらいの短い間、黒いネットをお茶の木にかぶせます。

玉露や抹茶を作る時のように黒いネットを短期間、お茶の木にかぶせて作った「高級かぶせ茶」の柔らかくて緑の濃いお茶の芽だけを原料として作られており、その良質のかぶせ茶のやわらかい新芽を、豊富な蒸気を用いて、長い時間、深く蒸して製造されております。

なぜ福本園では、重労働で手間暇がかかる”短期間かぶせ茶”に、こだわるのでしょう?
それは、ただ単に、”美味しいお茶を作る為” だけのために行っているのです。
お茶の芽を黒いネットで被覆すると、苦渋みが少なくなり、甘味・旨みの素であるテアニン(アミノ酸)等が急激に多くなります。
つまり、被覆すると、テアニン等のアミノ酸・クロロフィル(葉緑素)をたっぷり含んだ緑の濃いお茶になるのです。


一般的に、露地栽培のお茶が、苦渋味が強く、旨みが乏しく、味が薄いのは、
この為なのです。
そして、短期間(1週間ぐらい)被覆に、こだわるのは、それぐらいの期間(1週間ぐらい)、被覆するのが、一番、いろいろな旨味成分、健康に良い成分がバランス良く、多く含まれるからなのです。

NHKの”ためしてガッテン”(平成23年1月12日放送)で、緑茶の中で”深蒸し茶”が一番、体によく効く有効成分をたくさん含んでおり、”深蒸し茶”が最も健康に良い”お茶”であるという事が紹介されました。

「深蒸し」と呼ばれる製法で作られた『深蒸し茶(ふかむし茶)』は、色(水色)がとても濃く、細かい浮遊物がたくさん含まれているのが特徴です。
この浮遊物を分析してみると、普通のお茶にはほとんど含まれない成分が多く見つかっております。
βカロテンには抗酸化作用、ビタミンEには血行促進作用や免疫機能改善効果、クロロフィルには腸内環境を整える働きがあると言われています。
ためしてガッテンで放送された内容の詳細はこちら

福本園の茶畑は、世界最大級のカルデラである阿蘇外輪山の裾野に広がる、とても雄大で美しい、肥沃な大地に広がっています。
そして、「水の都」熊本と言われるように、清らかで美しいおいしい水が豊富に有ります。また、近くの熊本空港は、日本一の霧の空港として知られている様に、とても霧が発生しやすく、お茶の芽の大敵である霜が降りにくい地形となっています。
以上のように、清らかな美味しい水、霧深い寒暖の差が激しい気象条件、そして肥沃な大地という大自然の恵みをいっぱいに受けた澄んだ茶畑で作られたお茶が福本園の「深むし茶」なのです。


多くのベテラン茶師が「お茶は、蒸しで決まる。」と断言するぐらいに、蒸し加減は、製造上最も大事なポイントですが、その「蒸し工程」に於いて、茶の葉や茎の内側の芯まで蒸しが通っていなければ(芯まで蒸さっていなければ)、お茶は、時間と共に香味が劣化していきます。
これは蒸しが、葉や茎の中の芯まで通っておらずに、葉や茎の内側から酸化したり劣化してしまうためなのです。
「深むし茶」は、この様なことは起きにくいのですが、「浅蒸し茶」は、あまり蒸しを深く通していないので、保管を完璧にしても、どうしても起きやすく(劣化しやすく)なるのです。
蒸して酸化酵素の働きを止めて作る日本茶(緑茶)の場合、きれいに芯まで深く蒸す事が最も大事なことなのです。

健康という観点から考えた場合、緑茶が最も健康に良い飲み物であ ることは皆様もご存じですが、緑茶の中でも”ふかむし茶”が一番、体によく効く有効成分を摂取しやすく、最も健康に良いお茶なのです。
普通のお茶では、捨てられる茶殻に、たくさんの有効成分が残り、充分に体内に摂取出来ません。しかしながら、福本園の『ふかむし茶』は、体によく効く有効成分が湯のみのなかに充分に浸出し、すべての成分が体内に吸収されやすくなっております。

以上のように、最も健康に良く、そして最も味わい深い福本園の『深むし茶(ふかむし茶)』は、どのようにして出来るのでしょうか。
独特の製造工程と栽培管理について、少しだけ皆様にご紹介します。

超特蒸しという製法で製造を行っていく場合、もっとも不可欠な事は、超特蒸しに耐えることができる力強い良質の新芽を原料としてお茶を造るという事であります。
そのために福本園では、自然の活力を最大限に生かした栽培法で土作りを行い、丹精込めて茶の樹を育てているのです。

そして、その茶畑から摘まれてきた良質の茶の芽をすぐに、送帯式蒸機という特殊な機械で、長時間、豊富な蒸気を用いて、やさしく丁寧に蒸し上げます。
そして、その蒸した茶葉を何台もの特殊な機械を使ってやわらかく揉みながら形を整え乾燥し仕上げていくのです。
こだわりの栽培管理 こだわりの製造工程 こだわりの仕上加工
超特蒸しである福本園の『深むし茶』は、豊富な蒸気で長い時間蒸すために、茶葉がこわれやすく少し粉っぽいお茶になりますが、この粉のようになった部分こそが、若芽の一番おいしいところであり、他のお茶では、絶対に味わうことのできないコク、甘味があるのです。
お茶本来の味を充分発揮させる為に心をこめて製造しております。

水色は濃いみどりが特徴です。
※おいしく味わうために、深むし用急須をご使用くださいませ。
なお最近では、ほとんどの家庭で深むし用急須(網のついた急須)が使われているようです。

あなた様は、いつも高くておいしくないお茶を飲んでいませんか?
『福本園のお茶が、このおいしさで、どうしてこんなに安価なのか』ご説明します。
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